日時:2017年11月24日(金)13:00~16:30
会場:リーガロイヤルホテル(大阪)タワーウイング2階 桐の間(https://www.rihga.co.jp/osaka/access)
主催:大阪大学、量子科学技術研究開発機構
協賛:レーザー技術総合研究所、レーザー学会
参加費:無料
シンポジウム開催の背景と目的
我が国の強みである光量子ビーム科学に関する大学・国研・産業界の産官学共創(コ・クリエーション)による学術創成と共に新たなイノベーション創出が期待されています。日本を代表する3種類(エネルギー、強さ、色)の大型レーザー施設が、関西100㎞圏内に集中しています。さらにこれらが有機的に連携しており国際的に注目されている地域となっています。
また2016年度、日本原子力研究開発機構から量子科学技術研究開発機構の関西光科学研究所として改組され、2017年度、大阪大学レーザー科学研究所がセンターから附置研(研究所)に改組し、この地域の当分野における重要性が一層増しています。
このような中で、関西地域を始めとした我が国の強みである光量子ビーム技術を活かし、大学・国研に加え産業界とのコ・クリエーションによる新たな展開を目指しています。シンポジウムではこのような観点で、大阪大学ならびに量子科学技術研究開発機構から以下の講演を行います。
講演概要
1.「宇宙創成からモノ・人づくりに貢献するレーザー科学」
大阪大学の光量子科学の紹介とともに世界に誇る関西パワーレーザー3施設(大阪大学、量子科学技術研究開発機構関西研、理研播磨)連携、パワーレーザー科学に関する国内連携・国際連携・産官学連携・人材育成について紹介します。
(大阪大学 レーザー科学研究所長 兒玉了祐)
2.「粒子線加速と医療・産業への応用をめざすレーザー科学技術」
量子科学技術研究開発機構(量研)の関西光科学研究所の紹介とともに、その最先端レーザー技術によるレーザー加速研究や医療・産業応用、更には国内外の研究機関との連携による研究開発の新たな展開を紹介します。
(量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所長 河内哲哉)
3.「安心・安全・スマートな長寿社会実現のため光量子ビーム応用」
難治性がんの新規治療法として期待が集まるアルファ線内用療法の開発やスマート社会実現のために重要となってくるソフトエラー評価の現状や可能性を紹介するとともに国内事業(OPERA)によるオールジャパン体制による光量子ビーム応用の新たな展開を紹介します。
(大阪大学 核物理研究センター長 中野貴志)
4.「量子ビーム技術を駆使したがん治療法の開発ー量子メスプロジェクト」
量子科学研究開発機構ならびに同放射線医学総合研究所における量子ビームの医療応用を紹介するとともに国内事業やレーザー加速器の医療応用など新たな可能性も紹介します。
(量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所長 野田耕司)
プログラム
開会の挨拶 | |
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13:00~13:30 | ・主催者挨拶 平野 俊夫(量子科学技術研究開発機構理事長) 西尾 章治郎(大阪大学総長) ・来賓挨拶 松本 正義(関西経済連合会会長) 信濃 正範(文部科学省 大臣官房審議官) |
休憩(10分) | |
講演会 13:40~16:20 | |
【レーザー科学コ・クリエーション】 | |
13:40~14:15 | 1.「宇宙創成からモノ・人づくりに貢献するレーザー科学」 兒玉 了祐(大阪大学 レーザー科学研究所長) |
14:15~14:50 | 2.「粒子線加速と医療・産業への応用をめざすレーザー科学技術」 河内 哲哉(量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所長) |
写真撮影・休憩 (20分) | |
【量子ビーム科学コ・クリエーション】 | |
15:10~15:45 | 3.「安心・安全・スマートな長寿社会実現のため光量子ビーム応用」 中野 貴志(大阪大学 核物理研究センター長) |
15:45~16:20 | 4.「量子ビーム技術を駆使したがん治療法の開発ー量子メスプロジェクト」 野田 耕司(量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所長) |
閉会挨拶 | |
加藤 義章(光産業創成大学院大学学長、レーザー学会会長) |
準備の都合上、下記の登録フォームより、事前の参加登録をいただけますよう、お願い申し上げます。
参加登録フォーム
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